何かの雑誌で、こどもニュースの話を読んだことがある。
こども向けに社会の出来事をわかりやすく解説した番組なのだが、意外なことに大人の視聴者も多いのだという。
仕事をする大人になってみてわかったのだが、大人といえど案外世の中のことはわからないものだ。自分の仕事に関する知識は自然と増えるが、それでも世の中には知らない、わからないことが山ほどある。
だから、子供の純粋な「なんで?」という問いに大人が答えられないこともままあるわけで、そんな大人にとってもこどもニュースは面白い番組なのだろう。
一方で、子供が当たり前に持っている「なんで?」という感覚、すなわち好奇心をを失わずにいることは大人になっても人生を楽しむために大事なことのような気がする。
そう。わからないことを、わからないままにしない。したくない。
今こそあえて問おう。
なぜ高速道路のインターチェンジ付近にはラブホテルがあんなにたくさんあるのか。
ホテル・旅館業をはじめとした宿泊産業は、投下資本が大きく、他方で重い人件費や原価・経費負担により、他産業に比べて低収益体質にあると言える。
ラブホテルは独特のチェックイン方法など極力人の手を省くことで運営費用の削減を可能にしており、また「休憩」と称して部屋の時間売りをすることで回転率を上げているため、総じて一般のホテルよりも収益力は高いと推測される。
しかし、立地が全てと言われるホテル事業において、辺鄙なインターチェンジ付近にラブホテルが集中し、つぶれることなく運営し続けることができる理由は何なのだろうか。
小生はある仮説を立てた。
「性欲と高速走行には何らかの因果関係がある」
文明の発達により、生物としての人間にはなし得ない高速移動が可能になった。高速道路などはその際たるものである。
しかしその高速移動は生物としての限界をとうに超えているため、我々は潜在意識の中で常に危険を感じている。すなわち、本能として種の保存のために性欲が喚起されているのだ。
高速での長時間移動は、潜在意識レベルで強いストレスとなり、呼び起こされた動物的な性欲がドライブ中のアベックを襲う。ふと窓の外に目をやると渡りに船とばかりにラブホテルが。選択の余地はない。竹槍しごいてエイエイヤー。エイエイヤーといった塩梅である。
「なぜインターチェンジ付近にラブホテルは集まるのか~高速走行と性欲の因果関係~」
こんなことを卒論のテーマにしようとした大学時代からもう4年がたとうとしている。小生はあの頃思い描いた大人になれているのだろうか。小生をゼミ面接で落とした教授は今頃後悔していないのだろうか。
誰か本当の答えを知っているのなら教えて欲しいものだが、たとえ高速走行に性欲喚起の可能性があるとわかっても貧乏暇なしの小生には自動車の一つもない。せいぜい自転車の二人乗りが精一杯である。今できることは、できるだけ自転車を早くこぐために体を鍛えることしかない。
明日は早起きしてジムにでも行こう。そのためにも残業中にこんなこと書いてないで早く帰ろう。今日もいい夢見れますように。
ちゃんちゃん。
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