恋愛論「恋の始まりに関する考察」
人が人を好きになる過程にはいくつかパターンがあるものと思料する。
若年層に多く見られる「加点型」
かっこいい・可愛い、優しい、背が高い、足が速い、手も早い。おっと。そんな相手の長所に魅力を感じ、行為を致す、もとい好意を抱くパターン。恋愛をしているという実感はあるものの、相手のダークサイドを目を向けなければ長続きしない気もする。
一方、20代も半ばを過ぎてから多く見られるのが「減点型」
職業、収入、学歴、見た目など一定のラインをクリアしている対象から、内的外的な要素で減点していくパターン。
結婚という現実を意識する年齢のせいだろうが、実に夢がない。
ここにもう一つ、「一目惚れ」という奴もある。
一番現実感がなく、長続きしないように思えるが、本当にそうだろうか?
この年になって思うのは、人の表情や仕草には、その人の人生が大いに反映されているということ。どれだけ相手のことを知るより、どれだけ長くの時間を過ごすことより、初めて会った時の動物的な感覚を信じてみるのもまた一興。
何年も前にある女性が言っていた。
「自分のどこが好きと言われるより、なんとなく好きと言われることが嬉しい」
例えば、その子の優しいところが好きだとする。
じゃあ優しくなかったら好きじゃないのか?
理屈では確かにそうなる。
人を好きになることの本質は、その存在全てを肯定すること。
その入り口として、理屈抜きの「一目惚れ」という奴は案外悪くないのかもしれない。
春よ来い!濃い恋!
いや、もう梅雨入りか…
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